銀杏古書堂の素人ネタ

Bがボケて、Aがつっこみます。逆にすればよかったと思っています。たまに違うやつもあります。贔屓目に見てセトウツミのパクリみたいなもんです。

○マラソン

B「うちの社長からマラソンに誘われてさ」
A「ええやん。走るん?」

B「走るわけないやろ」

A「わけないことはないやろ」
B「全力で断ったわ」
A「断ったんや。社長の誘いやのになんで断ったん?」
B「走るのだけは勘弁してください。その日、仕事入れてもらってもいいんで、マラソンと釣りだけは勘弁してくださいって」
A「どうやって断ったかってことやなくて、理由を聞いたんやけどな。それと、ついでに誘われてない釣りまで断ってるやん」
B「ええところが思いつかへんわ」

A「どこが嫌いなん?」
B「しんどいやん」
A「それはせやけど、達成感がすごいんちゃうの?みんな言うやん」
B「達成感なんか走らんでも味わえるやろ。あれはただ、しんどいだけやんけ」
A「うん」
B「参加費まで払って」
A「うん」
B「道路まで閉鎖して」
A「うん」
B「マラソンを楽しんでる人よりも、道が閉鎖されて困ってる人の方が多いと思うで」
A「なるほど」
B「マラソンを楽しんでる人よりも、道が閉鎖されて困ってる人の方が多いと思うで」
A「コピペした?」
B「うん」
A「なぜ」

◯ピノ

 

B「はぁ」
A「……」
B「はぁあ。どうしてかなぁ」
A「どうしたん?待ちのOLか」
B「はぁあ」
A「なんやねん」
B「いや、学生の頃のこと思い出しててさ」
A「センチメンタルしてたんや」
B「せやねん
A「何が1番印象に残ってる?」
B「ハート形のピノかな」
A「もっとあるやろ」

 

A「サークルとかバイトとか彼女とか」
B「やっぱ元彼女たちのことちゃう?」
A「やっぱり。そうなるよな」
B「大学入って2人目に付き合った子との思い出やねんけど」
A「うん」
B「ハート形のピノが出てん」
A「もっとあるやろて」

 

B「ハート形のピノの話やねんけど」
A「せんでええわ」

◯ストトトトンッ

B「バスケってなんやかんやで三歩以上歩いてない?」
A「歩いてないやろ」
B「いやいや、シュートの手前でストトトトンって歩幅合わす時に絶対三歩以上歩いてんねんって」
A「でも、そうならんように練習してるやろ」
B「三歩目でアウトなわけやろ?」
A「うん、あんま知らんけど」
B「二歩しか歩いたらあかんねん」
A「うん」
B「レイアップシュートの時さ、二歩では無理やん」
A「でもそうならんように練習してるわけやろ?」
B「ストトトトンって」
A「言いたいだけやん」
B「その辺にスポーツの曖昧なところが出てもてんねんよ」
A「他には?」
B「サッカーとか」
A「うん」
B「むちゃくちゃ服掴んでるやん」
A「うん」
B「ファールならんやん」
A「うん」

B「ゴール前になったらもれなくコケるし」

A「シュミレーションってやつか」

B「大げさに痛がって」

A「うん」

B「笛がなったらすぐ立ち上がって」

A「うん」
B「サッカーは好きやけどサッカーのそういう曖昧なとこ死ぬほど嫌いやわ」
A「それはちょっと分かるかも。他のスポーツでは?」
B「野球とかも」
A「野球の何が嫌いなん?」
B「ベルトしてるやん」
A「えっ?」
B「打って走って守って滑り込んでってするスポーツやのに」
A「うん」
B「ベルトしてるやん」
A「ええやん」
B「いやいや、絶対動きにくいやん絞めつけられるやん」
A「そうならん動きやすいベルトなんちゃう?」
B「それやったらええけど」
A「……」
B「ゴルフも」
A「ゴルフは何があかんの?」
B「ベルトしてるやん」
A「ええやん」
B「ゴルフに関しては間違いなく皮のベルトやん」
A「えっ何?昔、悪いベルトに両親殺された?」
B「そんなわけないやろ」
A「分かってんねん」

B「営業マンとかも」
A「スポーツちゃうやん」
B「スポーツみたいなもんやん」
A「そうか?何が気に食わへんの?」
B「ベルトしてるやん」
A「スーツやねんからベルトするやん」
B「歩き回って、時には頭を下げたり、仕事終わってからは居酒屋で座敷に座んのに」
A「うん」
B「ベルトしてるやん」
A「スーツやねんからベルトするやん」
B「ネクタイもしてるやん」
A「スーツやねんからネクタイするやん」

B「テニスも」
A「えっテニスも?ベルトはしてへんけど」
B「テニスはないわ」
A「……」
B「いいスポーツや」
A「スポーツのルールにおける曖昧なところの話せえや」

◯おばけ

B「おばけ見てん」
A「うわ」
B「女型のおばけ」

A「進撃の巨人みたいに言うな」

B「ほんまに見てん。女性のおばけ」
A「うわうわ。どこで?」
B「コンビニで」
A「コンビニ?」
B「うん」
A「何時ぐらい?」
B「2時」
A「2時かぁ」
B「うん」
A「どんな服装?」
B「エスニック調で」
A「むっちゃおしゃれやん」
B「うん」
A「足は?」
B「tevaのサンダル」
A「流行りのやつやん。足のあるなしで聞いたんやけどな。それはもうおばけちゃうやん、もしくはつい最近おばけになってるやん」
B「うん」
A「そいつはコンビニで何してたん?」
B「俺の前にレジに並んでた」
A「何買ってた?」
B「今週号のジャンプ」
A「いつの話?」
B「今週の水曜」
A「おばけなりたてやん。ジャンプって毎週月曜発売やろ?なりたてやん、それかおばけちゃうやん」
B「それとビールと焼き鳥とカップ焼きそば、んでキュウリのお漬物とイカの塩辛」
A「むっちゃ見てるやん」
B「うん」
A「いちいち、うん、って言うのやめて?」
B「うん」
A「それほんまにおばけやったん?」
B「俺もそう思ってん。でも何か普通の人とはちゃうねん。変なオーラがすごかってん」
A「ほう」
B「うん」
A「うん、って言うのやめて?」
B「うん」
A「そのおばけは1人?」
B「子供おってもおかしくないぐらいの年齢やったけど」
A「未婚かっていう意味で聞いたんちゃうねん。1人でそこにいたのかどうかを聞いてんねん」
B「いや、2人」
A「2人?」
B「うん」
A「もう1人も女性?」
B「うん」
A「どんな服装やった?」
B「スウェットでビーサン、長財布を胸のあたりに抱えてたで」
A「そいつん家泊まりにきたんやろな。エスニック調のやつ」
B「ノーブラなのを隠すかのようにずっと腕組んで長財布抱えてたわ」
A「そこは別にええけど」
B「うん」
A「うん、って言うのやめて?」
B「うん」
A「おばけとはいえ深夜にカップ焼きそばはよくないなぁ」
B「昼の2時やで」
A「昼なん!?」
B「ヒルナン…」
A「それは言うたらあかん」
B「ごめん」
A「そこでは、うん、言わんのかい」

◯窓際

A「どうしても窓際やないとあかんねん」

B「飛行機とかのこと?」

A「そうそう。飛行機もせやけど、乗り物系の全般的に」

B「原付きは?」

A「えっ?」

B「原付きはどうなん?って」

A「いけるに決まってるやろ」

B「いや、窓ないやん」

A「窓がなくても景色見えてるやん」

B「せやったら景色見えなあかんねんって言わな」

A「屁理屈みたいな事言うな」

B「スペースコースターは?」

A「宝塚ファミリーランドにあったやつ?誰が覚えてんねん。ディズニーランドのスペースマウンテンでええやんけ」

B「スペースコースターはどうやったん?って」

A「いけるよ」

B「室内で景色見えへんやん。暗いし」

A「ジェットコースターはいけんねん」

B「それやったら景色見えなあかんねん、ジェットコースターはいけんねんって言わな」

A「それ最終的に生まれてきたところから話さなあかんくなるやつやんけ」

 

A「苦手な乗り物とかある?」

B「苦手なんはないけど、好きなんはあるで」

A「何なん?」

B「おん…」

A「やめろ!」

 

 

お題「好きな乗り物」

◯選択

B「しもた」

A「えっ?どうしたん?」

B「洗濯し忘れて明日の服ない」

A「選択の話をせえよ」

B「洗剤も入れてたのに」

A「せんたく違いやねん」

B「ボタン押すだけやったのに」

A「服ないって何日分の洗濯物やねんな?」

B「半年分やけど」

A「洗濯機の大きさと服の量おかしいやろ」

B「半年分やけど」

A「半月分やなくて?」

B「半年分やけど」

A「……」

B「次は年齢の話ですか」

A「無理矢理にお題をこなそうとしてる感がすごいし、選択の話はもう終わりなん?」

B「洗濯機のボタン押すか押さんかの選択やってんけどな」

A「それはただのミスや」

 

B「さぁて、次は年齢の話ですか」

A「ないんやったらええんやで」

 

 

◯みんなせやけど

B「負けたねぇ」
A「藤井4段?負けてもたなぁ」
B「いや、ウイリアム・レンショー」
A「誰やねんそれ」
B「1880年代に活躍したテニス選手やん」
A「古すぎるやろ」
B「ウインブルドン6連覇やで」
A「すごいけど。古すぎるて。でもウインブルドン6連覇の間には何回か負けてるやろ?」
B「そこまでは知らん」
A「そこは知っとけよ」
B「将棋できる?」
A「動き方とルールを知ってるぐらいやな。できる?」
B「将棋の話はどうでもええねん」
A「なんやねん」
B「ちなみにウイリアム・レンショーもどうでもええで」
A「両方お前発信やねん」
B「興味ないし」
A「なんやねん」
B「松居一代船越英一郎のいざこざより興味ないわ」
A「あれより興味ない話なんかある?それは将棋に失礼すぎるやろ」
B「さすがにそうか」
A「うん」
B「俺が言いたいのは若い天才ってのはかっこええなぁって事よ」
A「ウイリアム・レンショーって早熟やったん?」
B「知らん」
A「なんやねん」
B「ウイリアム・レンショーの話はもうええねん」
A「なんやねん」
B「藤井四段の話よ」
A「藤井四段ってまだ14歳やっけ?中2か。すごいよな」
B「中2の頃って何してた?」
A「部活してたからテニスかな。Bは?」
B「オ…」
A「やめろ!」