銀杏古書堂の素人ネタ

Bがボケて、Aがつっこみます。逆にすればよかったと思っています。たまに違うやつもあります。贔屓目に見てセトウツミのパクリみたいなもんです。

◯切ないわ

B「切ないわ」

A「急に何やねん」

B「想いが通じないってのは切ないわ」

A「何よ」

B「辛いわ」

A「だから何やねん」

B「愛がなんだ、観てきてん」

A「映画よな?」

B「うん」

A「おもろかったん?」

B「切ないわ」

A「もうええねん」

B「彼氏彼女みたいな事はするんやけど、違うねん」

A「ああ、そういう映画ね」

B「切ないわ」

A「何回言うねん」

B「切ないわ切ないわ切ないわ切ないわ切ないわないわ切ないわいないわ切ないわ切ないわ切ないわ」

A「……」

B「切な過ぎて二回言うてもうたわ」

A「もっと言うてんねん。しかも途中ワイナイナみたいになってもてんねん。マラソンの」

B「今日は帰るわ」

A「ダメージ受け過ぎやねん」

◯スカイライン

B「車興味ある?」

A「まぁ普通かな。好きやっけ?」

B「全然興味ないんよ」

A「ほう」

B「歩いてて急に、あっGTRや!みたいに言いだす人多くない?」

A「そうか?会ったことないけど」

B「俺の周りにはよくおんねんよ。さすがに聞きすぎてGTRってのがスカイラインの一種って事は分かったわ。えっスカイラインがGTRの一種?GTRがスカイラインの一種?えっどっち?えっ何!?」

A「落ち着けよ」

B「えっ、誰!?」

A「見失いすぎや」

 

B「GTSとかもあるやんな?GTSスカイラインスカイラインGTSGDPは?GDP国内総生産やっけ?GNPは?国民総生産?国民総生産がスカイライン?えっ、何の話?」

A「落ち着けよ」

B「えっ、誰!?」

A「何で誰か分からんようになんねん」

◯ゲバラ

B「昔のお笑い番組はさ、視聴率がすごかったとかよく聞くやん?」

A「聞くな」

B「あれってさ、対抗馬がいないからそれを見るしかなかったってことやろ?」

A「確かにせやな。今は色んなんやってるもんな。動画を見られるツールもどんどん増えてるし」

B「昔のやつをたまにネットとかで見てみるけど全然おもんないもんな」

A「それは人それぞれやろけどな。俺は別に嫌いやないし」

B「出たよ」

A「何が?」

B「お前のその甘さはいつか人を殺すで」

A「なんやねんそれ」

B「嫌われたくないのか?嫌われたくないから批判する事を恐れているのか?守りに入るのか?嫌われたくないから批判する事を怖れて、多数の意見に同調するのか?解放しよう!我々は奪われたものを必ず取り返す!たとえこの身が朽ち果てようとも!」

A「革命家か」

 

 

 

B「嫌いやないってことは好きなん?」

A「いや、好きってほどではないけど」

B「見て笑うん?」

A「いや、笑いはせんな」

B「じゃあもう嫌いでええやん」

A「笑いはせんけど嫌いって程ではないよ」

B「昔のお笑い番組の人たちも全力でやってるわけやん?」

A「それはそやろな」

B「生活のため、家族のため、自分のプライドをかけてやってるわけやん?全力で」

A「うん」

B「それを見て、笑いはせんけど嫌いではないってのは中途半端でよくないやろ」

A「そう?」

B「向こうは本気で笑かしにかかってきてるわけやから、こっちも本気でおらな。んでAは笑わんかった。これはもう、向こうの負けってことやん」

A「そんなストイックに見んでもええやん」

B「お前のその甘さはいつか人を殺すで」

A「だからなんやねんそれ」

B「やはり嫌われたくないんですか?嫌われたくないから批判する事を恐れているんすかね?守りに入ります?嫌われたくないから批判する事を怖れて、多数の意見に同調するのがいいですかね?」

A「後輩か。新人の革命家か」

◯ラーメン屋にて

 

店員「注文どうしましょう」

 


母「ラーメン五つお願いします」

 


妹「こってり」

 


弟「こってりの大盛り」

 


母「あたしも」

 


僕「僕もこってりで。それと、固麺でお願いします」

 

 

 

 


父「あっさりで」

 

 

 

 


母・僕・妹・弟「!?」

 


店員「!?」

 


周りの客「!?」

 


店長「!?」

 


通りすがりのサラリーマン「!?」

 


散歩中の老婆「!?」

 


連れられた犬「!?」

 


その犬に付いたダニ「!?」

 


そのダニの親「!?」

 


買い物中の主婦「!?」

 


近くの病院の受付のおばさん「!?」

 


302号室の佐藤さん「!?」

 


ついさっき心臓の止まった老人の家族にご臨終ですと告げようとしている医者「!?」

 


その死にたての老人「!?」

 


その老人の家族「!?」

 


その老人の死後の進路を決める書類を作成していた霊界の番人「!?」

 


その書類にハンコを押そうとしていた霊界の管理職「!?」

 


久しぶりに昔の職場に遊びにきていた霊界市役所OB「!?」

 


急なキャンセルの連絡を受け、偶然その家族と同じ天下一品でこってりラーメンを食していた地獄の門番「!?」

 


その横で新聞を読んでいたローソンの社長「!?」

 

 

 

父「!?」

 

◯ライトバン

B「この前夢でクリーム色のライトバンからクリーム色のセットアップを着たお前が出てきてんけど、あれって本人?」

A「夢やんな?」

B「うん、夢」

A「俺からしたら本人じゃないけど、お前からしたら本人なんちゃう?」

B「何言うてんねん」

A「こっちのセリフやねん」

 


B「じゃあベージュのパーカー着て薄紫の軽から出てきたお前はあれ本人?」

A「それも夢の話?」

B「うん、夢」

A「知らんよ。そんな色のパーカーも持ってないしそんな色の軽にも乗ってないし」

B「じゃあ人違いかぁ」

A「話した?」

B「うん、話した」

A「俺やった?」

B「うん、お前やった」

A「だから俺からしたら本人じゃないけど、お前からしたら本人なんちゃう?」

B「何言うてんねん」

A「こっちのセリフやねん」

 


B「じゃあ水色の」

A「色が全部淡い!」

○コナン

A「コナン見てる?」

B「未来少年?」

A「名探偵」

B「…名探偵?」

A「うん、名探偵」

B「シラン」

A「知ってるやろ」

B「名探偵シラン」

A「知ってるやろ」

B「江戸川シラン」

A「知ってるやんけ」

B「シラーン!!」

A「映画も観とるがな。それ映画でよくある、危険な状況の蘭を助けに行く時のコナンや!

B「小耳に挟んだんやけど、シラン鳥刑事がコナンを気にしてるらしくて」

A「コナン言うてもうてるやん」

B「コナンくんの発想は面白いから事件に連れて行きましょうって言ってるらしい」

A「考え方が狂ってるな。いや、もう言い逃れできんぐらい知ってるやん」

B「いや、知りません」

A「シラン言えや」

○四捨五入

B「俺らってさ」

A「うん」

B「ニ捨五入したら30歳やん?」

A「四捨五入でも30やけど」

B「五捨六入したら?」

A「ごしゃむにゅう?」

B「うん」

A「30やろ」

B「正解」

A「なんやねんそれ」

B「どんどん行くで」

A「…」

B「二捨九入したら?」

A「30やろ」

B「正解」

A「32歳の時点で法則的に全部30歳になるやろ」

 


B「0.5捨2入は?」

A「40やろ」

B「正解」

A「0.6~1.9まではそのままなんかい」

B「正解」

 

 

A「にしゃ、とか、ごしゃ、とか、むにゅうとか語呂のええ奴で並べてきてたのに無くなってきたからって急に0.5捨はあかんのちゃう?」

B「正解」

A「それやめろ」